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This Archive : 2009年05月

休日だからね

2009.05.30 *Sat
昨晩飲みすぎて頭痛。

近所の景色が綺麗な所で育ったせいか、美しい風景を見るのが好き。
子供の頃みた春の新緑の綺麗さは今でもよく覚えている。

ウェブだと色んなものが見れて楽しい。

兵庫の竹田城跡
http://www.tomorrowearth.com/2008/08/takeda-castle.html

なにこれ、むっちゃ綺麗。
朝霧の中に浮かぶ城跡と、雪景色の中に浮かぶ城跡の写真はやばい。


世界の『別世界』10個
http://karapaia.livedoor.biz/archives/51410876.html

息をのむような風景。ソコトラ島の写真なんて、まんがみたい。


メキシコの結晶洞窟
http://www.canyonsworldwide.com/crystals/mainframe3.html

最後の写真は圧巻。人間が小人になった映画みたい。


103歳の人が書いているブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/shiinomi100

すごいなぁ。。。


今日は酔いが覚めたら、買い物に行って、夜はメイフェアのUMU(生)でごはんを食べる予定。


休日だからね!
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ワークライフバランス

2009.05.29 *Fri
「日本も欧米(北欧?)を見習って、ワークライフバランスを高めるべきだ!」みたいな議論はよくあります。
ワークライフバランス推進委員会みたいな社内チームがある会社もあるらしいです。
生活の質を高めるのは素晴らしいと思いますが、海外をやみくもに憧れてみる(中途半端にまねしてみる)のは、よくないと思うのです!

まずアメリカ。あの国の人ってめっちゃ働いているような・・・。ニューヨークのバンカーが来日したとき、朝8時に会社に来て、「誰もいない!」と切れていたことがありました。時差ボケでしょうか・・・。それはともかく、アメリカ人の企業戦士みたいなビジネスマンの労働時間はかなり長いような気がします。(とくに裏づけなし)

あの国の貧困層は、保険にも入れなくて、大変なわけでしょう?家賃も払えないし、税金も払えない。そんな人が沢山いる国です。夫婦共働きで身を粉にして働いているイメージ。(裏づけなし)

そして欧州!(本題)
これはねぇ、諸刃の剣だと思うのですよ。欧州パターンをまねするとどうなるか。

生活の質を高める→仕事は手抜き→産業・サービスは手抜き
という結果になり、日本人が満足するサービスが存在できなくなると思います。

こんなサービス水準で、日本人は納得できますか?
・ 店員に見つからない商品を聞くと、「ありません」と即答するが、探すとある
・ 閉店時間直前に店に入ると、店員にいやーな顔をされる
・ スーパーは、閉店時間15分前から片付けが始まり、10分前には照明が暗くなり、5分前には、店員も帰りそうになっている
・ 何かのサービス(インターネット設置とか)を、「土曜日に来てください」と依頼すると、土曜日の午後5時くらいに「今日はいけません」という連絡がくる。→一日待ってたっちゅーの。
・ 銀行の窓口で振込みをしたのに、銀行が忘れていてやらない
・ レジでの店員同士のおしゃべりは、並んでいる客より大事
・ 英会話教師が「今日は家族で集まる日だから行けません」と言って二週間に一回休む。そしてその連絡は予定時刻の30分前にならないと送られてこない。→もっと早くから分かるよね?
・土日は、地下鉄の線路の工事をするから、地下鉄は走らない。→夜中やってよ
・ 郵便が3ヶ月遅れて届く
・ 忙しい、忙しいといって仕事をしないわりにバケーションには行ってしまう
・ 担当者に電話すると、「彼は辞めました」と言われ、電話をするたびに新しい担当者が出てくる

そうなのです。
欧州で働くのは、たぶん楽なのです。
サービス品質水準が低いから。
こちらで、「サービスの素晴らしい店(高級デパートとか高級レストランとか)」は、日本では「ふつーの店」なのです。

昔、インドから日本に研修にやってきた人の話を読んだことがありますが(おすすめ!)、彼はこう言っています。「朝一番にデパートに入ると、まるで僕が王様にでもなったかのように、店員が一列に並んでお辞儀をするのだ!僕はとても恥ずかしい」(うろおぼえ)と。

ウォルマートとかが日本でなかなか成功できない理由もそこなんだと思います。日本の消費者が求めるレベルが高すぎる。

どんどん高まるサービス水準に対する欲求 → 必死で応じなければならない企業 → サービス残業に勤しむ社員

という構図が見れる気がします。

ワークライフバランスを求めていくと、サービスレベルや商品品質が多少落ちるんだろうな、という気がします。
でも、日本人が消費者としての立場からは相変わらず、高水準なサービスや商品を求めてしまう。
というわけで、自分が楽な生活をしたい(ワークライフバランスを上げたい)のであれば、相手にも楽な生活をさせてあげましょう(品質を問わない)。

でも、ちやほやされるのが大好きなお客さんがいる以上、企業としては、品質落とせないので、結局無理なんじゃなかろうかと思います。
はい。

だから、日本人は確かに働きすぎかもしれないけれど、そのお蔭で素晴らしく高品質のサービスや商品を得られるというのは悪くないんじゃないかな、と思います。
それによって、ライフの質が高い、というのもあるんじゃなかろうか、と思います。

今の中高年の方々以上は、今更サービスの低下した環境におかれるのは、いやなんじゃないかなぁと思います。


(第一部終わり)
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(第二部)

でも、遅かれ、早かれ、サービス水準はどんどん落ちていくと思います。

① 外国人労働者の増加
労働人口がどんどん減ってゆく日本においては、積極的に外国人労働者を増やさざるを得ません。
そうすると価値観の違いがあるわけです。
「お客様は神様だよね!」ということが自然に体に染み付いている日本人と、店での買い物ですら店員と客との一騎打ちだ!と思っている国の人が、「店員のサービス」という観点で合意できるのか?

会社への忠誠心が当たり前だと思っている日本人高齢者が、「隣の会社の方が給料高いので今日で辞めます」という価値観の社員を使いこなせるのか?

いや、時間を掛けて、日本流を分かってもらえばOKなんでしょう。
でも、日本流に全員をなじませることができるのでしょうか?
海外からの労働力流入速度と、日本サービス文化教育速度、どっちが早いでしょうか。

② 二極化
ユニクロの姉妹店で980円のジーンズがバカ売れだそうですが、今後、構造的に、「安ければいい!」という消費者の数は増加の一途のはずです。顧客ターゲットをその層に絞った場合、商品やサービスのクオリティも落として、安価に供給する企業が増えるでしょう。小売店も、ちょっとお金持っている人が近寄らないようなお店が増えていくのでしょう。

逆に、高品質サービス(特に人間の数と経験がものをいうようなサービス)は、高所得者向けのみになっていくものと思われます。
というか、ならざるを得ない。


えーと、だから、なんでしたっけ、欧州を目指してワークライフバランス向上、とかいうのもいいけど、むっちゃ働いているお陰で、
・高品質なサービス、商品を享受できる
・競争力のある産業を維持でき(自動車とかハイテクとか)、外貨を稼げる。円も強く保てる
・仕事での自己実現、ということができる
という側面も大事なんじゃないかなぁ、と思います。

有休をちゃんと取る、みたいな話は別の話です。
年一回2週間の休暇を義務化するとかいう法制度ができたら、とりあえず即効性があっていいと思いますけどね。あと有休旅行のおみやげの廃止と、他人の休暇を積極的にカバーし合う文化の醸成ができたら、皆休みやすくならないででしょうか。


(第二部終わり)
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(注釈)

OECD Factbook 2009に、国別労働時間データが載っているのを見つけました。無料。素晴らしい。
ほら、日本よりアメリカの方が長い・・・。ホント?
韓国は噂にたがわず、凄いことになっていますね。がむしゃらに働いていますね。
オランダ働かないなぁ~。

発音

2009.05.27 *Wed
今週、なんだか英語がよく聞き取れない。
先週までは結構うまくいっていたのになぁ。

考えられる理由
1. 疲れている
2. 週末に日本人と旅行していたから
3. 先週までニューヨーカーと仕事していたから

1もあるかもしれない。
はつらつとしてなくて、ぼーっとしてると、集中力に欠けるから、聞き取りにくくなる。

2もあるかなー。
英語の教師が凄く厳しい人で、「週末も日本語聞くなー」とかいうタイプで、積極的に英語ばかり聞くようにしていましたが、最近の週末はずーっと日本人といるからなぁ。

3もあるかなー。
会社の中でも非常に気が合うタイプで、「アメリカ人ていいよね!」と思う様な、いかした野郎です。
電話会議の相手がむかつくこと言ったら、イギリス人だったら、フンと笑って、「なかなかインタレスティングですな」とか言う気がするんだけど、このニューヨーカーは電話機をミュートにして「ヘーイ!冗談じゃねーぜ!」って大袈裟なリアクションをとって、電話機に向かって、「ファァック!」と言いながら中指を立てちゃうタイプ。
仕事むっちゃできるけどね。
アメリカンな発音て単純でやっぱり聞きやすい。


一番の理由は、

4. 最近日本人の友人とカラオケにはまって、日本の歌をうたいまくっているから

でしょう。
最近iPodでもJ-POPばかり聞いて、カラオケの練習っすよ。

アムステルダム行ってきました―それで編

2009.05.26 *Tue
旅行の主目的は、ゴッホ美術館の企画展 『Van Gogh and the colours of the night』 です。

よかったもの

・国立美術館
① レンブラント 「夜警」 1642
② レンブラント 「ユダヤの花嫁」 1665
③ ピーテル・クラースゾーン 「七面鳥パイのある静物画」 1627

次点:
レンブラント 「エルサレムの破壊を悲しむエレミア」 1630
レンブラント 「聖パウロに扮した自画像」 1661
ヤン・ステーン 「聖ニコラスの祝日」 1665-68
フェルメール 「『小路』として知られているデルフトの家並」 1658
レンブラント 「アムステルダム布地ギルドの見本監査官達」 1662

他にも記憶に残る作品が沢山ありました。
レンブラント良かったなー。


・ゴッホ美術館 企画展 『Van Gogh and the colours of the night』
① ゴッホ 「The Starry night over the Rohne」 1888
② ゴッホ 「Country Road in Provence by Night」 1890
③ ミレー 「なんとかとDonkyの帰る道のり、みたいなタイトルの絵(忘れました)」

次点 レンブラント・スタジオ 「The Holy Family at Night」

光と影 → 夕方 → 夜というテーマで流れていて、作品数も多く、よかったです。
夜のカフェは「残念ながらここにはないのだ」みたいなことがことが書いてあったことに、無念を感じました。


・ゴッホ美術館 常設展
① ゴッホ 「収穫」 1888
② ゴッホ 「黄色い家」 1888
③ ゴッホ 「アイレス」 1890

次点 ゴーギャン 「自画像、ベルナールの肖像画と共に(“レ・ミゼラブル”)」 1888

ゴッホを浴びまくって、おなかいっぱいで、くたくたになりました。
作品数多い。展示がいい。


アムス、良かったです。

アムステルダム行ってきました―まずは編

2009.05.26 *Tue
非常に健全なアムステルダム旅行に知人夫婦と行ってきました。

・空港からのタクシーで思ったこと
恒例の街並み見物ですが、一番思ったのは、「この国は経済があるな!」ということ。
空港からアムス中心へ向かう車窓からは、PwC(世界的な会計士事務所)やベーカー&マッケンジー(世界的な法律事務所)の大きなビルが見えました。
大きな看板が付いていたので、ほぼほぼ専用の建物と思われます。
こういうビジネスサポート的な専門職が活躍しているということは、それなりに経済が成熟しているんだろうなぁと思いました。
他のビルも凝っていたり、街の配置が良く考えられていたりと、この前行ったバルセロナに比べると、歴史もあり、経済、社会、文化的に成熟・発展しているんだろうなぁと思いました。


・荷造り
恒例の荷造りですが、2時に家出発&4時にヒースローから出発だったのですが、荷造りを始めたのは1時40分でした。よゆー。
その前は買い物に行っておりました。気軽な旅、万歳。


・オランダ企業
まずはやっぱ金融界のINGと、消費財メーカーの巨人ユニリーバが両巨頭でしょうか。
あとは、フィリップス、KPN(電話会社)もオランダを代表する企業ですね。時価総額はハイネケン(ビールでおなじみ。時価総額2-3兆円あるはず)や、Aegon(金融)、Akzo Nobel(世界的化学メーカー)も大きいです。
やっぱり、海運で栄えた経由から、産業もあるし、金融も発達したのでしょうか。
2008年3月末の欧州時価総額ベスト500のうち、20社はオランダ企業。うーむ、素晴らしい。人口1,600万人でよく頑張っています。
(スペインは34社くらい。人口は4,500万人です。)
まー、ロイヤル・ダッチ・シェルも、オランダ系といえばオランダ系。

日本郵政の指名委員会は西川社長続投を支持

2009.05.21 *Thu
日本郵政の指名委員会は、社外取締役である下記3名

・牛尾 治朗: ウシオ電機株式会社代表取締役会長
・奥田 碩: トヨタ自動車株式会社取締役相談役
・丹羽 宇一郎: 伊藤忠商事株式会社取締役会長

に加えて、西川社長と高木副社長(大蔵省系のキャリアです)の5名で組織されています。

いずれも日本の名だたる名経営者と言われる人ばかりです。
その人達が、西川社長の続投を支持すると18日に正式決定しました。

そして、経済音痴の、鳩山氏および国会議員連中が、西川社長の続投に反対すると言っています。

さて、日本郵政がどんな会社なのか、もう一度見ておきましょう。
①日本郵政は、昔からの自民党の有力集票組織である
②日本郵政は、日本の郵便事業を寡占している企業である
③日本郵政は、世界有数の金融機関である

④最近、西川社長が、大改革を実施して、民営化しようとしている

⑤郵便局員の一部は、その改革に不満があるらしい
⑥自民党は選挙対策でぎりぎりまで追い込まれている
⑦そろそろ選挙

完全に、抵抗勢力による、抵抗にしか見えません!!!

大臣一人の時間を割いて、ごちゃごちゃ言って改革に抵抗しても十分な果実(得票)が得られそうです。

マスコミも吟味せず、「裏取引」みたいな悪意しかなさそうな言葉で垂れ流し報道しているだけなので同罪。

20日の参院予算委員会での西川社長の発言が泣かせます。「引き続き、私自身が責任を持って改革の推進に取り組みたい」 抵抗にあっても、なんとか改革をやりきってみせると。
もうここまで問題になっているのに、凄いとしか言葉が出ていません。
本当に健康に留意して頑張って頂きたいです。

かんぽの宿、総務省鑑定250億円だと?

2009.05.21 *Thu
総務省がかんぽの宿の不動産鑑定を行って、250億円という結果を得たんですと。

ニュースしかみておらず、鳩山氏が資料とか公表したのかな?それは見ていないんですけど、企業の価格の決め方を理解していらっしゃるのですか?

投資銀行の重要な仕事の一つに「バリュエーション(企業評価)」というものがあります。
ひとつひとつの手法を機会的にこなすだけなら、ちょっと賢い大学生にでもできそうに見えますが、実際のプロの現場は、非常にアーティスティック(芸術的)な職人芸です。

企業の買収価格/売却価格は、不動産鑑定とは違いますし、基本的にはキャッシュフローベースになります。
つまり買い手がかんぽの宿の事業を継続させるのであれば、それが将来生む価値の現在価値が一つの目安になります。

もちろん即事業を辞めて全員解雇するのが前提の場合、整理・解散予想費用と、土地・建物売却予想収益を相殺したものになるでしょう。
(今回は当然事業継続を日本郵政は望んだはず)

あと、バリュエーションというExcel上の数字と、実際の入札価格、落札価格は違いますからね。
100億円の「価値がある」と判断しても、シナジーによって更なる価値が見込めればもっとお金を出して買いますし、他社に買われてしまうと将来的に劣勢になるなどの要因があっても、すこしお金を余分に払ってでも買うでしょう。
しかし、世界中の誰も買わないと言っているものがあれば安値で買うことができますね?

本来、プロ同士の売買においては、価格は様々な思惑の中で生まれてきて、すり合わせていくものなんです。

ポンと計算してみました。ハイ、これが価格です。とはならない。

製造業の商品のようにコストベースで決まるわけでもない。

素人が趣味で描いた絵に好き勝手な値段を付けて売っているわけではないのです。
マーケットの中で価格を決めていく仕組みが入札なんです。

鳩山氏が言うべきなのは「うちの省で計算したら、250億になったぞ」ではなく、「あいつが今すぐ300億円で買ってくれるってさ!」という相手を見つけてくることです。

そして、本来それらは、グローバルなネットワークや、多くの経験を積んだ人でないとなかなかできません。
だから、買収、売却の戦略をサポートするために、投資銀行があるわけです。


このバリュエーションというのも、だいぶ成熟・確率した手法があるのですけれど、今だに世界中でちょっとずつ改良がなされています。
多くの投資銀行やコンサルティングファーム、ダモダランや服部先生のような教授(服部先生は15年くらいバンカーでしたけど・・・)などが、ちょっとずつ発展させていっています。

「鳩山さん、そんなこと言われても。。。。」という感じです。
マスコミの報道みても何がいいたいのか分からない。「So what?」って感じです。
コメントさせるなら、プロフェッショナルにコメントさせてください。
スタジオの30代女性小説家とかに「もー、不当に安く売るなんて許せないですね」みたいなしょーもないコメントをさせないでください。(見たことはもちろんないけど、やっていそうですよね)

もう鳩山さんが自分で買えばいいじゃん。500億円くらい出して、という気分です。

野党3党が西川社長を刑事告発だと?

2009.05.21 *Thu
民主、社民、国民新の野党3党の議員が、“鳩山総務相に会い、「最高経営責任者として失格」などとして、日本郵政の西川善文社長の解任を求めた”そうです。

さらに、“国民の財産である「かんぽの宿」を不当に安く売ろうとしたのは「特別背任未遂罪」にあたる”として、西川社長を刑事告発したそうです。

何をやっているんだ、野党。。。
鳩山氏の尻車にのって、きゃあきゃあ騒いでいるようにしか見えない。。。


さて、M&Aの入札での落札者決定は、価格が最も重要ですが、価格だけで決まるわけではありません。

一般企業の場合、取締役は、会社に対して、善管注意義務と忠実義務を追っています。
ひらたぁく言うと、株主の利益を最大化しましょうね、という義務です。
経営のプロフェッショナルとして注意を尽くさないといけません。
(法務問題なので詳しくはこのあたりの本を読んでください。)

M&Aの売却側企業としては、売却に際しても、株主の利益最大化を図らないといけません。
というと、価格最大化のように聞こえると思いますし、一般的にはそういうことなんです。

しかし、
・競合企業に売却することによって、その後競争力に影響を与えることが予想されうる場合
・反社会的企業に売却することによって、社会的評判に影響を与えることが予想されうる場合
などに、そのM&Aを実行することが株主にとって好ましいと言えるでしょうか?

また、
・買い手候補が、大胆なリストラ(たとえば従業員の85%を解雇)を予定している
・買い手候補が、その事業をつぶすため、事業停止を予定している
などの場合はどうでしょうか?

実際、この二番目の場合は、売らなきゃいけなかったりするんですけどね。

超公共的企業だった日本郵政が、かんぽの宿を売却して、大リストラが起こったら、その時はどんな叩かれ方をしますかね?

また、買い手候補が一番札(最高値)を入れてきたとしても、資金的裏付け(ファイナンスリスク)や、ちゃんとM&Aできるかどうか(エグゼキューションリスク)などを多くの要素も含めて判断して、誰を落札者にするか決めます。
たとえば、最近ファンド向けLBOファイナンスを付けるのが非常に厳しい状況が続いていますが、このような環境下では、ファイナンスの確実度が高くて価格もそれなりに高いところが落札者として選ばれるケースも見られます。たとえ一番札ではなくても。刻一刻と変わる金融市場において、クロージング(譲渡完了)まできちんと銀行団を引っ張って、締結にこぎつけられる経験や実力も見られているわけです。

日本郵政の資料によると、オリックスは一番札でした。
そして全国の宿を一括買収してくれたようです。

日本郵政にとっての重点項目は、あくまで、郵便事業、ゆうちょ銀行、かんぽ生命という3大ビジネスの立て直しです

はっきりいって、かんぽの宿の売却は、日本郵政にとってみれば、小さい小さい問題です。
巨人にとって、チケット売り場を閉鎖するくらいの話です。

「いや、そんなとこでもめなくていいから、ちゃんと今年は優勝してよ!」みたいな話です。
もっと投手陣(郵便事業)とか、野手の補強(かんぽ生命)とかの話をしなきゃいけないわけです。


そんな中で、民主党も何をやっているんでしょうか。

不当に安く?

ビジネスセンスとかないんでしょうか?インパクトの大きさをちゃんと考えられないのでしょうか?

かんぽの宿売却で重要なのは、スピードだと思います。
本業でやるべきことが沢山あるのだから、「できるだけ高い値段で売却できるように努力しつつも、なるべく早く、そして確実にプロセスを執行する」ことこそが求められていたのではないでしょうか?

たとえば、あなたが忙しくて、かつ稼いでいるビジネスマンだとします。
要らない本100札が家にあるとします。これを売りたいと。
日本中探せば、むっちゃ高く買ってくれる古本屋が見つかるかもしれません。
しかし、そんなことやりますか?
3社くらいに電話かネットで見積もりを取って、「ブックオフなら、結構高いし、家まで引き取りに来てくれるっていうから、ブックオフに売ろっと。」
と考えませんか?

しかし、あなたが、先祖代々伝わる時価5億円と言われるピカソの絵を持っていたとします。
生活が困窮してしまって、これを売ろうと思うと。
その時なら、日本中、いや世界中に声を掛けて、一番高い買い手を探すのではありませんか?

経営ってそういうことでしょう?
限られたリソースをどう配分して、最大の投資効率を出していくか。

国会議員さん、そんなくだらないことやってないで、ちょっとは勉強してください。


ちなみに、これが法廷に持ち込まれた場合。
また裁判所がビジネスセンスのない判決をだしたら、とんでもないことになります。
ひょっとしたら、すべての企業売却は、入札をして一番札に売らなきゃいけなきゃならなくなるのかもいしれません。。。。
うーん、まっとうなM&Aになるのだろうか。。。。


ちなみに、このあたりのことを勉強するのに、弁護士の藤田先生が書いた事業売却という本がお勧めです。

読みやすく、かつ内容もとてもいい本なので、鳩山氏は当然ながら、この件で一言いいたい国会銀の皆さん、マスコミのみなさん、国民のみなさん、まずはこれを読んで、グローバルスタンダードな記票売却はどう行われるのか、を知るのがよいと思います。

日本のM&Aのレベルを国会議員が低下させる

2009.05.21 *Thu
日本郵政の西川社長が続投に意欲的ということで本当に涙が出そうになります。
これだけ、マスコミに悪者のように祭り上げられて、現職議員に名指しで糾弾され、それでも日本郵政の改革を続けようとする意思に、心から敬服します。

さて、相変わらずの鳩山(弟)氏ですが、M&Aの世界では「はあっ?」という言う様な、意味不明なことばかり言っています。
そして、マスコミはその言葉尻に乗っかって「一般入札ではなかったと西川社長」というような、悪意しか感じられない記事を流し続けます!

はっきり言ってそのレベルは、相撲を知らない女子高生が「白鷗、そこはうっちゃりしなくちゃだめだよ~」とか知ったかぶっていたり、初めて寿司を食べる外人が「(絶品の煮穴子を食べながら)板サン!コノ魚ナマジャナイヨ!」とか切れているようなレベルです!

本来、マスコミや野党が「はあ?何いってんの、あんた?」と声を大にして言わなきゃいけないのに、マスコミは鳩山発言を受け流すだけだし、野党も一緒になって「西川社長糾弾!」とか言ってるだけ!
みんな揃って経済音痴か!!!

誰かが声を大にして言わなきゃいけない!
この政治を使った愚かな議論に異論を唱えなきゃいけない!

ということで、微力ながら、ここで叫ばせて頂きます!

鳩山氏が言っていることは、全部いみがわから~ん!!!
分かることは、M&Aの常識、経営、経済、金融について、音痴なことだけです。

あまりにもひどいので、総務省のサイトにある鳩山発言を抜きだしてきてコメントします!


『ところが、その最終審査表というのが、最終審査をするときに、そこで使う表のはずなのに、最終決定したのが12月3日で、その6日後かなにかの、12月9日に最終審査表を作るという、後付け審査表だと。しかも、丸とかバツとか付いておって、その配点が、どこに何点という配点がだいたい無い。』

もう、これが、形式主義、手続き主義の官僚のやり方です!
確かに、入札の評価シートは、ほぼ必ず作ります。
しかし、今回は最終審査って2組しかなくて、しかも片方は資金難で、価格も低かったんですよね。
そんなに審査表作る必要ありますかね?たぶん他にも比較資料はメリルリンチから充分提供されていたと思いますが。
あと最後の『丸とかバツとか付いておって、その配点が、どこに何点という配点がだいたい無い。』これとか聞いていると涙が出てきますよね、情けなくて。
これ、官庁が公共事業の入札とかで使うやつでしょ?
世界中で、入札に際しては、項目に分けて、点数つけてやっていると思っているんですか?
そんなの日本の官庁くらいなもんです。
M&Aの入札において、最終落札者を決めるのは、もっとファジーな世界なんです。
いろんな項目が有機的に混ざり合っていて、決してそれぞれ点数を付けて合計の高いところにハイドウゾ、なんていう1次元的な話ではないんです。
この項目はAがいい、ここはBがいい、ここはCがいい。しかし、価格はDがいい。しかしDは○○がかなり良くない、、、などと言う中で、締切日のぎりぎりの戦いを皆がして、売却者にとって最善の売却先を決めるために、延々とディスカッションと、相手との交渉をした上で、最終落札者が決まるんです。
その間にもどんどん状況が変わっていくから、一度最終落札者を決めても、ひっくり返ることは日常茶飯事だし、ダム建設みたいに料金一覧つくってもらって、ハイA社が安かったからA社で、みたいに簡単に落札者が決まるわけではありません。


『しかも作ったのは日本郵政ではなくて、メリルリンチに作っておいてくれと頼んだと』

普通はフィナンシャル・アドバイザーが作ります。
M&A入札の落札者を決めるのには、価格、法務面、人事面、環境面、落札者の素生や資金力など沢山の評価項目を包括的に見る必要があります。
その見かたをアドバイスするのがアドバイザーであり、評価表はアドバイザーが通常作ります。
世界の常識です。
もちろん、売り手企業が独自につくったり、ディスカッションしたりして、項目を加えたりすることは当然ありますけどね。


『優先交渉権を与える、つまりオリックス不動産と契約するということを決めてから最終審査表を何か作っておいてくれよと、こうやったのでしょうね。』

ここは、正直言って、真偽が分からないのですが、なぜ鳩山氏が「西川は談合をしたんだ!」みたいな悪意のある解釈を押しつけてくるのかが不明。
でも、たった2社しか残ってなくて、優先交渉権を出すのに、他の方法で説明責任が充分果たされる場合(どうせ比較資料は他にもあったはず)、「評価シート」が必ず必要とは思えません。
あ、あれか、紙資料主義のお役所主義ってこと?


『そういうわけの分からない、だらしのない体質について、これ、厳しく見ていかなくてはならないし』

意味の分からないことばかり言っている総務大臣を総務行政のトップに据えておくことについてこそ、厳しく見ていかなくてはいけません。


『例えば資金計画がどうなっているかというのに、オリックス不動産の方は丸なのだと思いますよね。もう1社の方は、バツだったかな。バツだか、三角だか忘れましたが、それも全くおかしいので、つまり残高証明をオリックス不動産は出しておりません。もう1つの会社は、同じ企業グループ内から資金を調達するということで、残高証明を出しているのです。ただ、そこから、何というか、お金が確実にその会社に来るという証明書みたいな物は出していない。なのに、オリックス不動産がなぜ丸なのかということを聞いたら親会社が立派だから丸なんだって。そんな出来レースがあるかってね。親会社が立派だから丸なんだって。』

おばかさんですか?
オリックスは東証一部上場の時価総額1兆円企業です(今は5-6,000億円しかないですが)。資本金は、1,022億円の会社です。4,600億円の現金を保有しています(連結)。
もう1社というのは、ホテルマネージメントインターナショナルという会社です。未上場で資本金5,000万円の会社です。
その2社が200億円くらいの買い物をしようとしています。みなさんなら、どちらの会社に残高証明を出してもらいますか?

小さい会社に売却するときは、残高証明などを出してもらうのは常識です。ファンド相手の時は、コミットメントレターといって、銀行団に融資を約束しますという一筆を書いてもらって提出させます。
常識です。
でもオリックスがグループで200億円規模の買い物にくることを考えた場合。手元の現金だけでもいけそうですし、200億円くらいの融資はたやすそうです。(なんらか出してもらった方がいいですけど)

なんで、それが、出来レースなのか、まったく意味不明です!


『特殊会社は当然資産の処分については、国に準ずるような位置にあるわけですから、当然地方自治体に声を掛ける、あるいは、地元の観光業界に声を掛ける。そういうことを全くしていないのはなぜかとか。ガバナンスがめちゃくちゃだと。つまり取締役会が機能していないのではないかと。執行役が勝手にやっていると。』

まず、論理が破たんしているのは、賢い高校生でも分かりますね。ガバナンスとか、「分かっていないのに、なんとなく聞こえのいい言葉」を振りかざすのは、頭を使わないとても楽な方法です。

ここ、詳しくないんですけど、この入札って告示したんじゃなかったでしたっけ?それなら、応募してこない方が悪いと思います。
そして、今どき、自治体で旅館買うところなんてあるんですか?にわかには信じがたい話です。
もしかして、それぞれの旅館の地元に分けて売却せよって言ってますか?
なんで総資産300兆円企業である日本郵政が200億円程度の資産売却にそんなに手をかけないといけないんですか?売却プロセスってとっても大変なんです。
売主とっての重要性を考えたとき、短期間のプロセスで一括売却が、最も経済合理性があると思い舞すが。
経済音痴が何をいってんの?って感じです。


『一番ひどいのは採点、最後に2社残った最終審査のときの採点をする人。日本郵政の宿泊事業部長を、お宅の宿泊事業部長をうちの副社長にお迎えいたしますと、これは西川社長も怒ったでしょう、こんなのおかしいと。だからそれはガバナンスの問題ですよ。』

もう、このへんになると、何が言いたいのかよく分かりません。
ちなみに買収者が、売り手の誰かを、ヘッドハントするということはあり得る話です。
たとえば、旅館業をやっていない会社が旅館を買収するとなったとき、手元の人材では管理しきれない。売り手の担当者さんも一緒にきてくれると大変ありがたい。売り手としても旅館を売ってしまったら、旅館担当者だった人は別の部署に回さなくてはいけない。その人が旅館一筋だったら?辞めてもらう?無理に動かして、自発的にやめちゃう?そんなわけで、悪い話ではないんです。
鳩山さんが裏取引みたいなことばっかりやっているから、そういう発想しか浮かんでこないってことはないですか?


『例えば世田谷レクセンターを外すなどというのは重要事項だけれども、そういうのは決裁されていないというか、少なくても取締役会には諮られていないでしょう。ほとんどが、執行役とか、何かそういうような人たちが独断でどんどん出来レースを作っていったという構図があるのではないでしょうか。 』

総資産300兆円企業の取締役が、いちいちやらないといけないことですか?
執行役員に一任して、定期報告を受ける、そして最終決済は取締役会、というのでもいいと思いますが。



鳩山発言を読んでいると、むかむかしてきます。
本来なら、民主党がちゃんと「何言ってんねん!」と突っ込むか(外銀出身者沢山いるじゃないですか!)、マスコミがちゃんと糾弾すべきです!日経はなにをやっているんだ!

イギリスで頑張ってM&Aやっているのに、母国で政治家が意味不明発言を垂れ流す。嘆かわしくて、憤ります。

ばらまこうぜ!

2009.05.18 *Mon
★「総理!定額給付金を受け取った若者があちこちで喜びの声をブログに書いております!」

☆「そうか!よかった!おかねをもらえることはうれしいことだからな!」

★「仰る通りです!総理!」

☆「けっきょくいくらつかったのかね?」

★「二兆円余り使いまして全国民にバラマキを実施致しました!」

☆「ねんれいべつにはどんなかんじかね」

★「この様になっております。」

65歳以上(1人2万円): 約5,500億円
19-64歳(1人1.2万円): 約9,300億円
18歳以下(1人2万円): 約4,500億円
(事務費としてプラス800億円余り)

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☆「よしよし!わがとうをしじしてくれるこうれいしゃにちゃんとおかねがいっておるな」

★「ハイ、総理!子供向けの給付も実質は親が使ってしまうと思いますので40-50歳あたりの層にもきっちりとお金が向うと思われます。」

☆「よっしゃ、よっしゃ!ちゃんとわかものむけのしえんはうすくなっておるんじゃな」

★「仰る通りで御座います、総理!あんな選挙に行かない青二才どもには、半分くらいで十分で御座います!」

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☆「よっしゃ、よっしゃ。このにちょうえんは、ばらまかなかったらなににつかっておったんじゃ!」

★「無駄な行政費に消えたか、我が国の多額の借金の返済に使用していたはずであります。」

☆「そうか!しゃっきんかえせなかったか!ははは。まあよい。そのぶんはまたこくさいをはっこうして、さきおくりじゃ」

★「ハイ。積み上がっていゆく借金を将来返済するために、未来に大増税が起こる予定でありますが。」

☆「うむ!そのときのひとにがんばってもらおう!こんかいきゅうふきんがすくなかったわかものに、きゅうふんきんのなんばいものぜいきんをしょうらいはらってもらおう!」

Shyokangaku2

★「若者は踏んだり蹴ったりで御座いますな」

☆「いいよ!いいよ!おれ、そんなさきまでいきてないしな!あとはのとなれ、やまとなれだ!」

★「素晴らしい展望で御座います、総理!」

☆「やとうもなんもいってきてないだろ?」

★「経済音痴の民主党で御座いますし、大型バラマキは民主党の意に沿うところでもありますから。」

☆「よっしゃ!よっしゃ!しじりつあがんないかな?」

★「もう少しのご辛抱で御座います、総理!」

☆「よっしゃ、のみいくぞ!」

★「ハイ、総理!」


データ出所: 総務省 定額給付金給付事業の概要、 総務省統計局 2007年年齢別人口、 財団法人明るい選挙推進協会 参議院議員選挙年齢別投票率の推移、 財務省 普通国債償還年次表(平成19年度当初予算ベース)
データ注: 少しずつ現在より古いデータを基に計算しています

民主党は何も変わっていないのに、なんで支持率が上がるかね!?

2009.05.18 *Mon
タイトルがすべてです。

事前予想通り、鳩山さん(お兄さんの方ですね)が、民主党の新代表になりました。
完全な小沢路線の踏襲です。

新人事は以下の通り。
・幹事長: 岡田克也氏 (今回代表選で負けた人)
・選挙を担当する筆頭の代表代行: 小沢一郎氏 (今回辞任した人)

単純に考えて、おかしいと思いませんか?

鳩山さんの言葉は
私がすべてをグリップするが、選挙にかかわることは小沢氏にお願いしたい。岡田氏にもご了解いただいた
だそうです。
僭越ながら訂正させて頂きましょう。
「実際は小沢さんがすべてをグリップするが、私がすべてをグリップしているように頑張ってみせかけるようにする、私には選挙で勝って政権を取りに行くための戦略、能力、根性、経験、コネが足りないので、選挙にかかわることは小沢氏にお願いしたい。民主党という寄せ集めのぎくしゃく政党ではこうするしかないので、岡田氏も内心は私と違って厭だろうが、そのあたりのことはわかっているはずなので、彼にもご了解いただいた

整理しておきましょう。

・小沢さんは、20代で衆院議員になりました。田中角栄の元で薫陶を受けました
・小沢さんは、その後、類まれなる政治センスで、めきめきと頭角をあらわしました
・小沢さんは、竹下登や金丸信とともに経世会という自民党内の保守本流の最大派閥を立ち上げました
・小沢さんは、1989年、40代で自民党の幹事長になりました。彼はこのころ実質的に自民党のトップだったとも言われ、キングメーカーとして、年配の議員を首相に担ぎつつも、実際の党内を仕切っていました
・小沢さんは、たぐいまれなる選挙センス、資金集め能力をもち、総選挙時には数百億円集めていました

・小沢さんは、金丸氏の汚職問題の後片付けで、ちょっと失敗してしまいましした。そして、羽田孜氏と共に、離党してしまいました
・小沢さんは、新進党をつくり、日本新党の細川護煕氏を首相にかついで、大連立内閣をつくってしまいました。自民党を初めて野党に落としたのです!

・しかし、うまくいきませんでした

・その後、自民党の渡辺美智雄さんを後釜にしようとしたり(結局来なかった)、自民党の海部さんを後釜にしようとしたりと頑張りました。(海部さんの時は、自民党が小沢さんと仲の悪かった社会党を担いだため、首相指名選挙で負けてしまいました。この時できたのが村山さんの政権です。)

・その後も、たびたび、自民党との連立政権づくりを模索しました。これを保保連立といいます
・その後、自由党を作り、小渕さん時代の自民党と連立内閣を実現させます。これを自自連立といいます。そして、自民党を壊して、新しい保守政党を作ろうと模索を続けました

・しかし、これもうまくいきませんでした

・その後、自民党が小泉さんフィーバーに沸いている時代に、民主党の党首だった鳩山さん(今回また代表になった人ですね)と話し合い、民主党と自由党が合併します(名前は民主党)
・民主党に入った小沢さんは、党内で立場を固めるため、バリバリ社会党系の横路さんを中心とする社民系といわれる議員を取り込みます

はい、ここが重要です。

この小沢さん年表を良く見ると、「なんか、野党時代が長いけど、結局自民党にべったりじゃん!」と思いませんか?

自民党を飛び出したくせに、自民党との連立政権づくりを、ずっと模索しています。

そうです。
小沢さんは実質、自民党を仕切っていた男。
自民党は、戦後ずっと日本を仕切ってきた政党。
自民党の中にしか、政治はなく、自民党しか、日本を掌握できる組織はない、ということをよく分かっています。

彼がやりたかったことは、彼の政治信条に沿う『自民党』を作り上げること。
一度は自民党のトップに立った男、小沢一郎。
それが抵抗勢力とのいざこざで、自民党を飛び出し、早16年。

彼のもともとの政策は、新自由主義です。
ひらたぁーくいえば、小泉さんに近い。

改憲も考えていたし、格差ばりばりの競争社会を目指していたと思います。

小泉さんが「私は変人」と言ったとおり、小沢さん離党後の自民党は「抵抗勢力」が影響力を強め、小沢さんの理想とする政党からは離れていきました。

しかし、新自由主義寄りの人もいるし、小沢さんは、日本で「唯一のまともな政党である」自民党を、ぶち壊して、新自由主義を旨とする、新しい保守政党を作り、日本の政権政党としたかったわけですね。
「自民党をぶっ壊す」と言った、小泉さんを思い出します。

しかし、彼は民主党を選挙で勝たせるために、魂を社民系に売ったわけです。

*地方へのバラマキ
*労働者の権利を守る
*護憲
*農業大事

こんなことを言い始めました。これは現在の民主党の政策でもあります。
まるっきり、もともとの小沢さんの主張とは逆です。

でも最近の「格差問題」とか、自民党内の不祥事で、なんだか分からないうちに上手くいきかけて、実際選挙では大勝し、参議院では第一党になりました。

小沢さんは思いました(たぶん)。
「いける!このまま民主党で、次の衆院選も勝って、そして、自民党を取り込むのだ!」

何回も書きましたが、現在の寄せ集め政党である民主党で政権を担っていくのは、結構厳しいんじゃないかな、と思います。
党内に政策が二つあるようなものだし、民主党の若手のどれだけが、この社民系の政策に賛成しているというのでしょう。

だから小沢さんは思いました(たぶん)。
選挙で勝ってから、自民党と連立を持ちかける。そして、民主党の主張の分かる奴らと、自民党の主張の分かる奴らをあつめて、新しい保守政党をつくるのだ

すっかり反小泉路線に戻ってきた自民党は思いました(たぶん)。
「やべー。麻生さんも国民人気ないし、そろそろ選挙しなきゃいけないし、次は小沢さんにやられるかも」

そして、自民党は、むにゃむにゃむにゃ(以降はフィクションです)
「そうだ、西松建むにゃむにゃの、政治献金の話題にかこつけて、小むにゃむにゃさんの所の、公設第一秘書を、むにゃむにゃしちゃおうぜ。え?うちの森さんもだって?まー、そっちはどうにかするさ。森さんも、もうむにゃむにゃだし。」
「それで、『政治とカネの問題!』とか言えば、国民なんて、むにゃむにゃなんだから、勝手に自滅してむにゃむにゃむにゃ」

作戦はうまくいきました。

選挙に勝つために生きてきた男は、新聞が煽り立てる「ダーティー」のイメージをもろにかぶってしまい、選挙に負ける要因となってしまいました。

(ここまでフィクション)

そして、小沢さんは党首を辞任しました。
しかし、子飼いである、鳩山さんを党首に据え、自分は代表代行で落ち着きました

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さて、日曜日の新聞を見ておきましょう。

読売新聞 「政党支持率は民主が30・8%と1週間前の前回(23・4%)から急増し、28・4%(前回26・8%)の自民を逆転。」

日経新聞 「民主党支持率は38%と4月末の前回調査から10ポイント上昇。3ポイント低下して33%になった自民党を3カ月ぶりに上回った。」

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そして、タイトルに戻りましょう。

民主党は何も変わっていないのに、なんで支持率が上がるかね!?

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「いやー、日本の野党第一党の新党首はね、与党の総務大臣やってる郵政改革をとん挫させようとしている人の兄貴でさー。いや、実は弟も昔は同じ野党にいたんだけどね。いや、もっと前には兄貴も実は与党に居たことあるんだけどね」

って、外人に説明できますか?恥ずかしくて説明したくもないけど、理解もしてくれないと思います。

スペインに行ってきました―また食べ物と帰国編

2009.05.17 *Sun
スペイン風オムレツ!
中にポテトが入っています。美味い!
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マッシュルーム!
これもどこのバルにも置いてある名物です。
美味い!
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アンチョビ!
ワインがすすむ!美味い!
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そんな感じで満喫してロンドンに帰ってきました。
いやー、楽しかったです。

バルセロナからロンドンに帰って来る途中の飛行機は、乱気流の中を飛んだせいで、揺れて揺れて・・・。
エアポケットに入って、機体が少し落っこちた時は、悲鳴があがりました。
生きている心地が確かにしなかった・・・。
無事生きて帰ったら、うまいスコッチを飲もう!と思いました。

そして、無事到着。

帰りのヒースロー空港からは、エクスプレスのFirst class seat(一等席)を使ってみたんだけど、普通の席で十分ね。たいして変わらない。切符切りのにーちゃんが一番最初にやってくるだけ。
だーれもいないから、お客さんと車内でしゃべりたい、とかには向いているかも。それだけです。
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スペインに行ってきました―サグラダ・ファミリア編

2009.05.17 *Sun
ガウディの代表作といえば!
100年以上建築中ということで、有名なサグラダ・ファミリアに行ってきました。

これは凄かったです。
圧倒されました。

びっくりしたこと①
ほんとに建築中で、部分開設もしていない

↓が、教会の内部(中心部)なんですけれど、100%工事中!
てっきり、出来あがった部分は教会になっていて、塔を増築しているという類の話と思っていました。
まったく出来あがっておりません。
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こんな感じです。
まぁ失業率15%のスペインに、建設業の需要を保ち続けるにはいいですかね。
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左「あと、何百年かかるべ。」
右「おらの生きているうちには無理だっぺよ」
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びっくりしたこと②
ガウディが作った部分が凄い

↓がガウディが100年くらい前に作った部分です。
ちなみにガウディは生前の30年間で塔4本と生誕のファザードと呼ばれる壁しか作っていません。でもそれもこれを見れば30年かかるのは分かる気がします。むっちゃ完璧主義というか、仕事が細かいです。
これが生誕のファザードの中心部。
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ガウディが作った4本の塔と、壁。これは圧倒されます。
この下に1日中立っていても飽きない、と思いました。これはすごい。
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完成図。12本の塔に加えて、真ん中に大きな塔3本くらい作るはず。(現在8本完成)
中心に見える灯台みたいな大きな塔は竣工すらしていません。
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完成している塔には登れます。
バルセロナの街が一望できて素晴らしいです。建築内部も見れて楽しい。
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塔の上から、別の塔を撮った写真
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塔の上からみたバルセロナの街
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教会の屋上にイチゴをつくるにーちゃん達。
右(先輩)「この後、仕事終わったらバルに飲みに行こうぜ!」
左(後輩)「いや、今日彼女の誕生日で。。。。」
右(先輩)「なにっ!?」
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「私がガウディである!」
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スペインに行ってきました―ガウディの公園と建物編

2009.05.17 *Sun
民主党の事を書きたいので、今回はおざなりです。

ガウディが建設し始めた、小さい住宅街(田園調布みたいな計画住宅地)であるグエル公園です。住宅地は完成せず、今は公園になっています。
このカメレオン(?)が有名なオブジェ。モザイクと曲線がガウディっぽい。
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グエル公園の入口。住宅街の入口になるはずだったところです。
水をつかってます。この奥に、市場が開かれる予定だった場所があります。
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上にのぼるとギリシア広場。コンサートなどを行うために作られました。
有名な人体をかたどったベンチがまわりにずらっとあります。


建築基準法違反の柱①
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建築基準法違反の柱②
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お次は、ガウディが改装を手掛けた住宅。カサ・バトリョといいます。
海がテーマ。
むっちゃ、宮崎駿のハウルの動く城に見えます。これは夜ライトアップされているところ。
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昼間みるとこんな感じです。
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「わしはガウディではない!」
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スペインに行ってきました―ピカソのレストラン編

2009.05.14 *Thu
日曜の夜は、ピカソが通っていたレストラン兼カフェとして有名なクアトロ・ガッツ(邦訳:四匹の猫)に行きました。

カタルーニャ版アールヌーボー(モデルニスモ)の中心地として、100年ちょっと前に、ピカソ達が通っていたお店だそうです。ピカソが初めて個展を開いたのもこのお店らしい。
お店のメニューの表紙絵もピカソが書いています。

壁には沢山の絵がかかっています。

この肖像画はピカソ作↓



この肖像画もピカソ作↓。ていうか、誰?

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お店の雰囲気はこんな感じ↓
落ち着いてて年配の夫婦が多くて、とても雰囲気が良い。

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ていうか、問題は味なんですよ。
土曜の夜はバルセロナで一番有名(?)なレストランに行ったのですが、味はなんだかなぁっていう感じでした。

ところがここは違うのです!
料理が美味しい!!これにはびっくり!!!

一緒に行った人が、料理に造詣の深い人だったので、「早く引退して日本にこういうレストラン開いてくださいよー」とお願いしてみました。
ここはねぇ、客層もとても良かったです。
こういうスペイン料理屋が日本にもないでしょうか。

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バルセロナ滞在中にはまったのがこれです。カタルーニャ地方名物。
まず↑が、オリーブオイルを下地にしてそのうえにつぶしたトマトをぬったパン。
そして↓のイベリコハムを乗せて食べる。
めっちゃ美味い!これはロンドンでも探そう。自分でも作れそうです。

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これがメニューの表表紙と裏表紙です↓。
右はピカソの作。
左は誰?

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このエスプレッソコーヒーも美味しかったなー。
カップの絵は、カサスの絵ですね。

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大きい絵が飾ってありました↓。
さすがにレプリカですよね、たぶん。

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お店の外のランプ↓。
4 GATSと書いて、クアトロ・ガッツと読むそうです。

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非常に満足なレストランでした。

ロンドンに帰ってきて、バルセロナに2年くらい住んでいた英国人に話したら、「あそこいいわよねー」と同意してました。
行った時は地元の人ばかりで、味も雰囲気もサービスも満足です。もう一回行きたいお店になりました。

スペインに行ってきました―F1編

2009.05.14 *Thu
今回の旅の主目的は、FORMULA ONE スペイングランプリの観戦です。

バルセロナから電車で30分。
カタローニャ・サーキットにやってきました。

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スペインには、熱狂的なアロンソファンが沢山おります。
我々も、アロンソショップ(オフィシャルショップ!)↓で、ルノーキャップ、ルノーシャツ、ルノーチケット入れを購入し、アロンソ応援モードになります。
元々2005-2006年のアロンソの大活躍から、アロンソがかなり好きなのです。

アロンソはスペイン人初のF1優勝ドライバーで、当時の最年少優勝記録や、当時の最年少ワールドチャンピオン、皇帝シューマッハを破っての二連覇などを成し遂げた、現代スペインの英雄です。
(今でもドライビング技術はトップ3に必ず入ると思う)

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熱狂的なアロンソファンの皆様↓。アロンソマニアと呼ばれます。会場に来ている人の半分以上はアロンソの応援でした。
ちなみに写真の方の胸についている十字架マークは、彼の出身地アストゥリアス州の旗です。

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今回のシートは悩みました。前回同様ホームストレートで見るか、第一コーナーで見るか・・・。
結局第一コーナー前のAスタンドで観戦しました。
ホームストレート半分~第三コーナーまで見えて、とても面白い席でした。
こんな眺めです。↓

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ピットを出て、グリッドに向かうフェリペ・マッサ↓。かなり近いです。

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決勝スタート↓
ブラウンGPの2台が飛び出しているのが分かります。確かこのときの先頭はバリチェロ。
この直後に第三コーナーでクラッシュで4台がリタイアとなるのでした。。。

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すぐそこの第三コーナーでクラッシュがあったため、皆見に行ってしまいました↓
この芝生は、Aスタンドの人のみ自由に入れます。

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で、決勝が再び始まりました。
いやー、楽しかったです。
ブラウンGP圧倒的に早すぎです。
1週毎に、3位のウェバーとの差がどんどん開いてゆきました。
バリチェロの3ストップ作戦と、マッサの燃料切れ(チームラジオが聴ける機械をいつもレンタルしているので、理由は分かってました)でどんどんペースが落ちたりしたのが、印象的でした。
アロンソがオーバーテークしたシーンでは、サーキット中が揺れるような大歓声と「アローンソー、アローンソー」という大合唱が鳴り響きました。
(もちろん、乗りました)

結果は、バトンの連勝!
今期5回のグランプリのうち4回優勝。
圧倒的に早過ぎです。
↓は、チェッカーをくぐって優勝直後のウィニングランをしているバトン。
この写真は、金網によじ登ってとりました。
もう、みんな興奮して、金網によじ登って、手を振っています。(私もそのひとり)

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そのあとに、ゆっくりとサーキットを手を振りながら回るアロンソ↓。今日のベストショット。
観客もスタッフもみんな手を振っています。
ブラウンGPの2台と、レッドブルの2台のうしろで5位入賞です。
このマシンで5位入賞は凄いよ、アロンソ!涙ものです。
しっかり地元で魅せてくれました。最終ラップではマッサをオーバーテーク。王者の貫録です。

この写真も金網によじ登って手を振りながらとりました。
いやー、楽しかったです。

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ちなみにカタローニャサーキットは、こんな山の中にあります↓。
むっちゃ山とか木の感じが埼玉県あたりに似ていません?
なんか落ち着くというか、自然に馴染む風景です。
イギリスってなんか日本とは違う。

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もちろん、帰りは大混雑↓。

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駅ではもの凄い数のポリスが警備に当たっていました。

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アロンソと、スペインGPを満喫できました。

翌日、イタリアのおなじみの新聞ガゼッタ・デッロ・スポルト紙が、スペインの観客について、
「深刻な不況に苦しむスペイン。観客は昨年が10万人で、今年は9万2千人。誰もがアロンソを応援するために駆け付け、まるでスタジアムのようだった。『8点』」
と高評価をしてくれました。

楽しかったなー。次のモナコGPも行っちゃいますか!

次回、ピカソのレストラン編に続く。
(まだ引っ張るのか!?)

スペインに行ってきました―到着編

2009.05.12 *Tue
2時間あまりのフライトでバルセロナ空港に到着しました。

荷物はこの前買ったTUMIのキャスターバッグとショルダーひとつ。いたって軽装です。(バックパッカーほどじゃないですけど)

スペインは初めて来た国なので、初めての国に来たときにいつもするように、空港からタクシーで中心部に向かいました。
地下鉄とかに乗っちゃうと、雰囲気が分かりませんので、車窓からいろいろと見てみたいわけです。

空港からバルセロナの中心部までむかう30分の間に思ったこと。

「なんか、日本と似ているぞ!?」

そうなのです。なんとなく埼玉県です。

この風景は、埼玉県で見たことがある気がします。

ほら、この道路脇の高架橋の雰囲気。

ちょっと、、、落書きが多いくらいか。。。

いやいや、それも千葉あたりで、そんな景色を見たことがある気がします。

植物の種類や、街の作りや、建物の感じが、とてもよく日本に似ているのでした。

関東の東京近郊のあたり。池袋~埼玉県てな感じの印象でした。

これは、日本人にとっては、溶け込みやすいのではないでしょうか。

そうこうしている間に、街の中心部にあるレアルマドリッドの定宿だというホテルへ到着(ほんまかいな)。

都市滞在型のホテル選びは、ロケーションだと思っています。いかに便利か。
リゾート滞在型のホテル選びは、施設です。いかに快適か。
日本でのホテル選びは、施設と窓からの眺望です。景色みたいから。

部屋はこんな感じ。清潔で、落ち着いたインテリアで、まぁじゅぶんくつろぎやすかったです。
高層階だったので、窓からバルセロナの街並みが結構みえました。

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次回、F1編に続く。
(さー、どこまで引っ張るのか!?)

スペインに行ってきました―出発編

2009.05.12 *Tue
出発日。

12時にソファで起きました。

うーむ、12時か、よく寝たなー。

飛行機は14時だっけ。英国→スペインは国際線だから、理想的には2時間前に到着だよね。

家からガトウィック空港までは、余裕を見て1時間くらいて考えておけばいいかな。

それなら11時くらいに家を出れば充分かなー。荷造りのまとめもしなきゃいけないから10時くらいに起きれば十分かな。

だからあとマイナス2時間、、、。

あれ、なんか寝ぼけてんのかな。なんか信じがたい時間な気がする。

えええぇぇぇ~・・・・・。

飛行機乗り過ごすの初めてだわ~。

夜、スペインで待ち合わせなのに、どうしよー。。。

それから、出かける準備をして、荷造りのまとめをして、12時半に家を出ました。
もう、手がふるえてます。

家を出てタクシーに飛び乗って、落ち着いて考えると、昨日オンラインチェックインしたのを思い出しました。
Eチケットは印刷済み。預ける荷物はありません。
これなら、ぎりぎりでもなんとかなるんじゃないか・・・。

やがてタクシーが西に向かって走っているのに気が付きました。

「ねー、なんか西に向かって走ってない?(ヒースロー行こうとしてない?)」

「一回に西に行ってから南に行くんだよ。土曜で道も混んでいるし、1時間はかかっちゃうな。お客さん、急いでいるなら、ヴィクトリア駅から電車で行った方が早いかもよ。」

ということで、ヴィクトリア駅に戻ってもらい、なんとか1時のガトウィックエクスプレスに乗ることができました。

そして空港に1時半に到着し、飛行機はなんとかなりました。

こんな感じでスペイン旅行が始まりました。

鳩山さん、辞めるのはあなたじゃないのか

2009.05.12 *Tue
鳩山邦夫氏が、かんぽの宿問題で、日本郵政の西川社長に、辞任を迫っているらしい。

数百億円の問題で、数百兆円規模の問題である郵政問題の進展を阻害しようとしている鳩山氏の方が、余程郵政全体に問題を起こしたと言ったといって差し支えないのではないか。

そんなに民営化に反対か。

先日、かんぽの宿に出向いて、「地域のファンが大勢いて、(施設を守る)使命感を強く感じた」とコメントしていた。

なんの会社の話をしているのか。

バランスシート300兆円企業である日本郵政において、かんぽの宿を守ることがどれだけ重要なのか。大臣ともあろう人間が、枝葉末節のごく一部にこだわって、メインの問題に泥を塗っているようにしか見えない。

民営化の陣頭指揮を取っている西川氏を、郵政にとってどうでもいいビジネスの話で、辞任させようとする。

どうでもいい話で、辞任に追い込む。

まるで小沢さんのような話だ。

政治家ウェイ。

皆さん、よく思い出そう。
この人の友人の友人はアルカイダの人だ。

日本の政治の為に、明朝即時辞任して頂きたく。

海外投資家をばかにするのも休み休みにしたまえ

2009.05.07 *Thu
ゴールデンウィーク中に、EDINETがメンテナンスをして使えなくなっていたらしい。

スティール・パートナーズを濫用的買収者にしちゃう国はさすがですね。

もしくは、経産省がTCIに対して中止命令を出しちゃう国はさすがですね。


親愛なるアメリカ合衆国及び大英帝国の皆様へ

2009.05.05 *Tue
親愛なるアメリカ合衆国及び大英帝国の皆様へ

この度、貴殿らが豚インフルエンザに大変お困りであると伺い、清潔大国ニッポンより、僭越ながら、お役に立てることはないかと考え、以下のアドバイスを進呈する所存であります。

我々日本国民は、貴殿らの清潔に関する考え方を、常々、衝撃と畏怖を持って眺めております。我々のアドバイスが少しでも生かされ、両国が弊国のように清潔な国になることを熱望してやみません。

貴国の清潔度向上の為、以下の行為を貴国民に励行されるよう、お願い申し上げます。

1. トイレ後の手洗いの励行
粗野なアメリカ人男性に多く見られるようですが、トイレの後に手を洗わないのは、論外であると我々は考えます。特に、個室に入った後に、「俺は直接触っていないのだから、手を洗う必要はないはずだ」という論理を用いて、手洗いを拒否される方がいるようですが、「なんとなくきたない」という概念を教育されることを強く望みます。
我々は、彼らから手渡される書類を受け取らないという拒否権を発動するべきかどうか考えておりましたが、両国の友好のためには、貴国民が手を洗ってくれさえすれば良いと考えます。

2. 食前食後の手洗いの励行
なぜ、貴国のPCのキーボードやマウスはあんなにもテカテカと光っているのでしょうか。
そうです。ハンバーガーやピザを食べながらPCを操作するからです。言うまでもなく、食物は雑菌が繁殖する格好の餌場となりますし、何より後のユーザーの迷惑になりますので、食後に手を洗ってから、物を触るようご教育されるのが宜しいのでないかと考えます。

3. 机に足をかけるのをやめる
男性のみに見られますが、靴を履いたまま、デスクに足を乗せる方がいらっしゃいます。何か映画に影響されたのかもしれませんが、食物を食べたりするデスクに、靴を乗せるのは非常に不潔なので是非お止めくださるようお願い申し上げます。
あなた方はカウボーイではありません。
靴の底には、地球上のゴミや塵がふんだんに付着していることを知るべきです。

4. 鼻をティッシュでかみ、使い捨てにすることの励行
本項目は特に我々日本人にとって、信じがたい行為であり、貴国民の清潔に関する考え方が如何に発展途上であるかの証左であると考えられます。
貴国民は、ハンカチで鼻をかみ、数日使ったあと、洗濯機で洗濯すると聞きます。
ハンカチの中で、ウィルスが繁殖し、あなた方の洋服まで汚染するという危険性を考えましょう。
ティッシュを使っても、鼻をかんだ後、折りたたんでポケットに入れ、何回か使用されているようです。
ティッシュは常に使い捨てにされ、清潔な紙で鼻をかむことをご推奨申し上げます。ティッシュから鼻に逆感染しているのではないかと心配申し上げる次第であります。

5. マスク使用の励行
貴国では、マスクを使用するというのは、余程の悪性伝染病が流行しているか、マイケル・ジャクソンのコスプレと思われている節があります。
僭越ながら日本では、風邪をひいた者が進んでマスクをし、他者への感染を自発的に防止するという美しい行為が広く浸透しております。
貴国民は風邪を引いた方も平気で人前でくしゃみをし、手で押さえず、他者への空気感染に無頓着な光景が非常に多く見られます。
くしゃみの威力を小学校から繰り返し教えてください。
また、マスクは決してマイケル・ジャクソンだけのものではないので、一般国民の皆様も、進んで気軽にご着用されるようお願い申し上げます。

6. 食器洗い方法の改善
これは大英帝国の文化かもしれませんが、貴国では、食器を洗った後、洗剤の泡が付いたままで乾燥させるのが一般的で、洗ったあとに水ですすぐという文化がないようです。
以前ペストが流行した際に、「泡には菌を殺す力がある」という考え方が広まったことが原因と聞いておりますが、洗剤の残りが、次回食物をとるときに一緒に体内に入ることは、決して好ましいことではないと考えます。
是非、食器を洗ったあとは一度水で流したあとに乾燥されることをお勧めいたします。

7. 体の洗い方の改善
これも大英帝国の文化なのかもしれませんが、貴国民はシャワーで体を洗ったあと、泡がついたまま、タオルで体をふかれるようです。
洗っただけでは、体表についた汚れは落ちていない可能性がありますので、是非お湯で洗い流すことをお勧めいたします。


以上、7箇条を義務教育に取り入れられ、BBCおよびPBSで毎日10分間の啓蒙番組を放送されることをお勧めいたします。


2009年5月吉日

マリオ・ベルルスコーニ
(日本国清潔省広報官)

イギリスのポッキー

2009.05.05 *Tue
昨日、ピカデリーのレストランで知人夫婦としこたま飲んで、その後記憶がない。
そして、朝4時に目が覚めた。早い・・・。
二度寝してみたけど5時が限界。もう寝れません。

日本はあれなんでしょ?なんかゴールデンなんとかっていう連休。
昨日読んだWall Street Journalにも「日本はGolden Weekのため、ビジネスが止まっている」みたいな記事があったし、確かイギリスでも「Golden Weekっていうんでしょ」って言われたので、結構世界に知れ渡っているゴールデンウィーク。

にしても、イギリスは連休が少ない。祝日が少ない。年間8日間(ロンドンの場合)。日本は17日。
その代わり、週末は徹底して休むし、有休をちゃんととってバケーションにいくっていうのがイギリス文化かなぁ。

英国王室ってなかなか面白くて、専用のYou Tubeサイトを持っている。
女王が新しいもの好きで、「You Tubeで世界に発信したいわ!」と言ったのがきっかけなんだとか。
英国王室公式チャンネル(日本語)
http://www.youtube.com/theroyalchannel?gl=JP&hl=ja


日本でこんなサイトを作るのは不敬だろうか。

なんでこんなYou Tubeを見ているかというと、王室に興味が、っていうのもあるのだけれど、英語教師から、日本語を聞くのを、固く禁じられているから・・・。

数か月前、なかなか英語の上達しない私に業を煮やした英語教師が、『英語を聞くのが少なすぎる。とにかくラジオを聞きたまえと言ったはずだ。ちゃんと聞いているのか!?そして、日本語のDVDとか観てない?だめだ。週末もだめだ。日本語を聞いちゃだめだ!』と、いつものごとく、過剰な課題を出してきたので、DVDを観るときもUKで買ったもの中心にして、あと先生おすすめの『You Tubeで世界中の英語アクセントを聞きたまえ。You Tubeは素晴らしい発明品だ!』ということで、たびたびYou Tubeでスピーチとかを聞いたりしている。

ついでに、イギリスで最近人気のポッキーのCM(イギリスでもポッキーはMikadoという名前で売っているのだよ)をご紹介。
http://www.youtube.com/watch?v=Z8kxB3nSTn0

なんやねん、と。

豚インフルエンザはどうなんだろう。5月中に2回、飛行機でヨーロッパ大陸と往復する予定があるのだけれど、飛行機内ではマスクしていた方がいいのかな。

日本からロンドンの事務所に出向に来ている日本人弁護士のもとには、日本からタミフルが届けられたのだという。私も欲しいものである。
イギリス人は、日本人の対策を見て、「過剰反応してるなー」と思っている節があり、それほど本気で考えていないように思える。
弊社においては、最近、消毒薬が手洗いに置かれたり、電話を消毒する薬品付きティッシュが各人に配布されたりしたが、一般的にはそれほど対策が広がっていないように思われる。
「マスクとか意味ないらしいし、メキシコシティは2,000万人もいるのよ!2,000万人中200人死んだところで、0.001%じゃない!」というのが街の声の一部。まーそりゃそうだ。

では、日本のみなさん、GW楽しんでください。

短期旅行用のバッグを買った

2009.05.02 *Sat
~イントロ~

2泊くらいで軽くヨーロッパ各国に行ったり、イギリス国内旅行に行く予定がいくつかある。

新しく短期旅行用のバッグを買うことにした。

いままでは、ボストンバッグで行動していたが、イギリスでは圧倒的に、キャスター付きのコロコロ転がすバッグが主流である。長期旅行はもちろん、1-2泊の短期旅行であっても、皆小さいキャリーバッグをコロコロ転がして行く。

この前、ブライトンに旅行に行った時は、ボストンバッグで行ったのだけれど、2泊で荷物が少なかったのに、肩にかけて長らく歩いていると、そのうち重くて疲れてきたのも事実(ホテルが見つからなくて迷っていたかから)。

先日、長距離列車の発着駅にもなっているLiverpool Street駅で、行き交う人々を観察してみたら、90%以上はキャリーバッグ。ボストンバッグはほとんど絶滅したかのようだ。

そんなにキャリーバッグは便利なのか?

色んな人の声を聞いてみた。

<キャスター付バッグおすすめ派>
・ごろごろ転がせる方が楽
・空港とか特に楽
・我々イギリス人は背中を痛めている人が多いから、肩から担ぐのはいやなのだ
・だって楽じゃん

<ボストンバッグおすすめ派>
・ボストンバッグの方が軽い
・ヨーロッパの石畳で転がすのは厳しい

でも、大きな車輪のバッグなら、石畳でも転がせるらしい。

そんなに楽なら、一度買ってみようということで(いや、日本でも一度買ったことがあったが)、新しく買うバッグは、キャスター付きにしてみよう。


~購入編~

そして、お店で店員と話し合った結果、TUMIのキャスター付きバッグを購入。下記の黒バージョン。価格は日本円で3.5万円くらいだった。
http://uk.tumi.com/t-tech-adventure/wheeled-carry-on-backpack/
(日本語サイトでは見つからなかったので、日本では取り扱われていないのかもしれない)

VICTORINOXのすごく軽いキャスター付きバッグがあって最初それを買おうと思っていたのだが、店員二名氏が、「TUMIはラゲッジのロールスロイスだから!私はこっちを勧めるよ!」と、長時間説得もとい説明してくれたもので、その説明に負けて、先程買ってきた。

なんか細部の作り込みがこれだけ違うんだ、とか、素材の違いとかを細かく説明してくれた。
微妙にTUMIの方が重かったので、相当躊躇していた(とにかく軽いバッグが欲しかったので)のだが、「プロフェッショナルエクスペリエンスに基づいた、プロフェッショナルビューで言うと、こっちだ!」「ほんとだな!よーし、オーケー、そのプロフェッショナルビューに賭ける!」と言って、握手までして、TUMIにしました。TUMIにしては軽いバッグではある。
そしてTUMIにては、ビジネスラインに見えないので、まぁこれならプライベート用に買ってもいいかなと。(典型的なTUMIバッグだとビジネスっぽくて休暇気分にならない!)

というわけで、今後の2-3泊の旅行はこれで行くのである。


ちなみに、イギリスでは、このキャスターが付いていて引っ張るバッグのことを、wheeled luggageとか、trolley bagなどと言うらしい。
キャリーバッグと言っても「なにそれ」という感じであった。
そして、キャスターのことは、wheelと呼ぶようである。

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Bond

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職業は悩めるインベストメントバンカー。ロンドンから帰国して早一年。日々M&Aなど行いつつ考えていることを、六本木からお送りします。F1が好き過ぎて、いつかチームオーナーになるのが夢。



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